Agave applanata  Koch ex Jacobi

和名:孫悟空(songokuu)

Section : Ditepalae

Diameter : up to 200cm

Hurdy temperaturs :

本種は、これまでAgave SP.として来ましたが、学名はAgave applanataであると思われます。嘗ての本コレクションの株(孫悟空:下写真)は幼苗であったこと、そして極めて成長速度が遅いため、本来の容姿が判らなかったことに加え、現在の分類学上では、Agave applanataのjuvenile form(幼形)は、アガベ・メリコ(Agave parryi "patonii")とされているためです。

しかし、下の写真のとおり日本で「孫悟空」として栽培されて来たこの苗こそがAgave applanataのjuveni form(幼形)なのです。なぜなら、この写真の苗が成長した姿が、右の写真であるからです。

このことは、日本で「メリコ」や「メリコ錦」と呼ばれて来たものについて、分類学上独立した種として確立されなければならないことを意味している。一方、もしもこの株が、Agave applanataではないとするならば、日本でアガベ・メリコとしているものは Agave applanata ということになる。

young plant

>Collection list