Homeへもどるアガベ・ユタヘンシス・エボリスピナの花がもうすぐ咲きす。株の中心部分の葉が次第に細くなりはじめ、ある日突然に花軸が伸び出します。まるで、タケノコの成長を見る様に1日に10センチも伸びます。
Agave utahensis v.eborispina 2007年6月の状態 |
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アガベの花は、一度ッきり! |
アガベの花は、サボテンのように毎年咲きません。一生に一度だけ、最後に花を咲かせて枯れてしまうのです。 花をつける時期は、種類によって異なります。巨大アガベとして良く知られているAgave americana「アオノリュウゼツラン」は、"百年に一度咲く"と伝説的に言われています。ですから、アメリカでは”センチュリープラント”とも呼ばれますが、実際には、自生地では15年から20年ほどで花をつけるようです。 |
アガベの開花 |
■花軸が伸び始めます。 |
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■一日でこんなに伸びてしまいます。 |
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■花軸から花柄が伸びて先端に蕾みをつけます。花軸の伸長する高さは、種類によって違いますが、高いものでは、7メートルにもなります。 |
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■開花 |
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■アガベの受粉は、コウモリやハチドリが行ないますが、複数株が同時期に咲かないと種子ができません。ですから、現地では、群生している中から成熟した株どうしが同時に開花するようです。 |
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■花が枯れ落ちた後から受粉したものは種子ができますが、受粉しなかった花の花梗から子株が成長し、風に吹かれるなどして、地上に落下し、発根する。 |
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■笹の雪(Agave victoria-reginae)のエレガントな花 (アガベ属の内のLittaea亜属は花軸から分枝しないようです。) 2007年7月 |
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